デントリペアのリスク
こんにちは!
岩手盛岡からデントリペアとウインドリペア出張施工致します。
カーリペア笑結の知念です。
当ブログでは施工例を中心に
キレイに直った例ばかり掲載しておりますが
今回は施工におけるリスク面で説明します。
先日施工させていただきました
RB1型ホンダオデッセイのルーフのヘコミです。
胡桃が落下飛来したような先の尖ったヘコミでした。
このような先端が尖っているヘコミは鉄板が伸びているため余っている状態ですので
ヘコミを上げていくと先端の「ポチっ」としたところが残りますが
いかに残さず仕上げる事も技術なのですが
あまり攻めすぎて塗装を割らない様にすることも求められ
見極めが非常に難しいです。
ここでやめるべきか…
いや,もうちょい…
もうちょうい…
言われなければわからないくらいだから
ここでやめてお渡しするべきか…
ヘコミはキレイに上がってきても「ポチっ」てのをなんとか…
目指すはパーフェクトリペアだから
もうちょい…
ツールで裏から押していたら
塗装が割れてしまいました。
1mm位のプチっとした打痕を追い過ぎた結果です。
すぐオーナー様に報告し塗装割れに至った経緯を説明しました。
1mm位のプチっとした打痕はその時点でオーナー様にお見せすれば
大きなヘコミは直っているので納得していただけることもあり
そこを塗装割れのリスクがあるのに追うのは「自己満足」なのか?
見極めも難しいのですが
技術向上に終わりなしです。
オーナー様は今回の施工のために
わざわざ会社を休み取って依頼していただきました。
割れていない塗装を割ってしまったことは
言い換えれば最初より状況を悪くしていることと言っても否定は出来ません。
オーナー様には,仕方ないと仰っていただきましたが
今回ご期待に応えられず申し訳ございません。
今回塗装を割ってしまった瞬間の手の感触を忘れることなく
この経験を今後の施工に生かしていくことをお約束致します。
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